小児科なら岩倉市ののざき内科・循環器科クリニックへ

院長ブログ

6⃣ 総括

2021年2月14日

「コロナワクチンについて考える」の総括を一旦行います。

**********************************************************

 

 

 我々、地域に密着した医師の役割は、できるだけ多くの方にコロナワクチンを正しく理解してもらえるように情報提供していくことです。そして、集団免疫を早く獲得するために働きかけを継続していくことだと考えています。今回、お示ししたデータは厚生労働省、国立感染症研究所、日本感染症学会、アメリカ疾病予防管理センターなど確かな情報元からのデータです。また、モデルナ社のコロナワクチン開発で安全性の評価に関わられた紙谷 聡先生など、アメリカでご活躍中の先生の講演も参考にさせて頂きました。

 コロナワクチンは急造ワクチンと揶揄されることもありますが、決してそんなことはありません。アメリカの例で言うと、監督機関であるアメリカ疾病予防管理センターが開発初期段階から望ましいワクチンモデルを提示し、臨床試験の早期から評価を開始し(通常は試験終了後に審査が始まる)、それと同時に結果が出ていない段階で政府がワクチン製造ラインへの投資を保証し準備を始めるなど、国としての強力なバックアップがあり早期に完成したワクチンです。臨床試験もファイザーは4万人、モデルナは3万人もの協力者を登録し十分な評価がなされており、抜かりはありません。正規の手続きを踏んでいることは他の研究者から見ても明らかです。

 私(院長)はコロナワクチンを打ちます。また、皆さんにも積極的に接種してほしいと考えています。 集団免疫を獲得することでしか新型コロナウイルス感染症が終息に向かう方法はないと考えています。

 ワクチンは肩の筋肉(三角筋)に打ちますので当日は服装に気をつけましょう。ワクチン接種部の痛みはほぼ必発で、倦怠感・頭痛が起こりやすく、他のワクチンと比べ高熱が出る割合が高いですが、鎮痛薬を使用して構いません。心積もりと薬の準備が大切です

  • 診療日カレンダー
  • Webで簡単予約

MEDICAL

  • 内科
  • 循環器内科
  • 小児科
  • 心大血管リハビリテーション
  • 人間ドック
  • 漢方外来
  • うさかめジム
  • 自費診療
  • 採用情報
  • 院長ブログ
  • 病気の勉強会