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頭痛外来

頭痛外来

日本では「頭痛持ち」という言葉があるほど、慢性的に頭痛に悩む方が多く、実に4人に1人が片頭痛や緊張型頭痛などの慢性頭痛を抱えています。しかし、適切な薬を適切なタイミングで使うことで、その痛みは大きく緩和できます。
2021年からは片頭痛専用の注射薬が保険適用となり、従来の内服治療だけでは得られなかった効果が期待できるようになりました。
頭痛の原因は大きく「一次性頭痛」と「二次性頭痛」の2種類に分類されます。

くも膜下出血や脳腫瘍などの重大な疾患による二次性頭痛では、脳外科的対応が必要です。一方、脳に明らかな異常を伴わない反復性の頭痛は一次性頭痛と呼ばれ、片頭痛や緊張型頭痛が代表的です。 これらは適切な治療によって、症状を和らげることができます。 「市販薬でなんとかなる」「我慢すれば治まる」「家族も同じだから仕方ない」とあきらめる前に、ぜひ一度ご相談ください。 当日、頭痛の症状がなくても大丈夫です。普段の様子をお聞かせください。

片頭痛

片頭痛は一次性頭痛の一種で女性に多く、こめかみから目元にかけてズキンズキンと痛むのが特徴です。
吐き気やめまいを伴う場合もあり、月に1~2回程度から多いときには週に1~2回 程度発症します。音や光に敏感になり、普段は気にならないTVの音や話し声がうるさく感じられる場合もあります。また、子供にもみられ小学生の3.5%、中学生の5%、高校生の10%が片頭痛を有しています。
突然襲ってくる激しい痛みは、仕事や家事、学校生活にも大きな支障をきたします。
市販薬でごまかしたり我慢してやり過ごしているという方は、ぜひ当院の頭痛外来にご相談ください。

〈片頭痛の治療薬〉

片頭痛の治療は、痛みが起きた時に抑える「急性期治療」と片頭痛発作を抑える「予防治療」に分けられます。
急性期治療では主にトリプタンが使用され、「このお薬を適切なタイミングで服用すれば痛みから解放される」という安心感にも繋がります。また、片頭痛の発作が多く、生活に支障をきたす頭痛が月に3日以上ある患者さんでは、予防治療の検討もすすめられています。
予防治療では、2021年より新たな予防薬として、エムガルディ、アジョビ、アイモビーグという注射薬も使えるようになりました。
従来の予防薬では症状が抑えきれなかった方にも効果が期待されています。
これらの急性期の治療薬や予防薬は何種類かあり、それぞれに特徴があります。
当院では患者さまの片頭痛のタイプや痛みの症状、生活習慣病の有無やライフスタイルなどに合わせたお薬を選択していきます。

緊張性頭痛

パソコン作業など長時間同じ姿勢を続けた際に、頭が締め付けられるような鈍い痛みがあらわれるのが特徴です。目の疲れやだるさを伴う場合もあります。
首から肩にかけて筋肉をほぐすことが重要なため、適度に体を動かすことで症状がよくなることもあります。眼精疲労から頭痛に繋がる場合もあるので、目を休めることも大切です。
痛み止めのほか、筋肉を弛緩させるお薬を服用することもあります。

群発性頭痛

一定期間に集中して起こる頭痛で、男性に多いと報告されています。
1~2ヶ月の間毎日のように激しい痛みに襲われ、特に片側の目の奥が激しく痛みます。
ストレスや筋肉の緊張・精神的要因により引き起こされるとされ、体内時計の乱れも関与しています。片頭痛と同様に、鎮痛剤と発作を事前に起きにくくする予防薬を使用します。また、禁酒や喫煙のほか体内時計の乱れを招かないよう、規則正しい生活を心がけるのも重要です。

二次性頭痛

器質性頭痛とも呼ばれ、原因が判明している頭痛です。
くも膜下出血や脳腫瘍だけでなく、頭部の外傷後や髄膜炎などの感染症、高血圧によって伴う頭痛もこれにあたります。
命に関わる病気が影響していることもありますので、お早めにご受診ください。

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