一般内科
生活習慣病
当クリニックでは生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症)の啓発と予防医学に力を入れております。
日本人最大の病気である生活習慣病に一緒に取り組んでいきましょう。
定期的に「病気の勉強会」でも生活習慣病をテーマとして取り上げ、院内で講演いたします。
アレルギー疾患
蕁麻疹、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなどのアレルギー疾患の対応も行っています。
アレルギーは血液検査で簡単に診断ができますので、しっかり確定診断をつけ適切な治療を行いましょう。
お子様に多い食物アレルギーの相談も承ります。
食物経口負荷試験、経口免疫療法などは適切な施設へ紹介いたします。
予防接種
〈肺炎球菌などの各種予防接種〉
肺炎は未だに死亡原因の大きな比重を占めている大切な疾患です。
肺炎の原因菌として有名な肺炎球菌には現在はワクチンが開発されています。
2014年10月より65歳以上の5歳刻みの年齢に該当される方で今まで未接種の方が助成対象となり、実費負担が大幅に軽減されました。
肺炎球菌ワクチンは通年接種可能で、1回接種後は効果が5年間持続します。
〈インフルエンザ予防接種〉
大流行する冬が到来する前の11月頃に予防ワクチンを接種するのがお勧めです。一般的には大人は1回、小児は3~4週の間隔をおいて2回行います。受けていれば完全に予防できるわけではありませんが、インフルエンザにかかってしまったとしても、重症にならずに済むことが多いです。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です。
「寝たのに疲れが全然とれない」「いびきがうるさいと言われる」場合などは、睡眠時無呼吸症候群の可能性がありますので早めに検査をしましょう。
医学的には、10秒以上呼吸が止まった状態を無呼吸としており、その無呼吸が7時間の睡眠中に30回以上、もしくは1時間に5回以上あれば睡眠時無呼吸症候群と定義しています。
睡眠中に呼吸が止まることで、寝ている間はもちろん、起きている間でも様々な危険が潜んでいます。
時には24時間心電図を装着するホルター心電図が有効です。
こんな症状がある場合は要注意
- いびきや呼吸がとまっていることを指摘されたことがある。
- 年度も目が覚めたり、寝汗を大量にかくことが多い
- 目覚めた時に身体が重くすっきりと起きられない
- 日中に強い眠気を感じる
- だるさや倦怠感があり集中力が続かない
舌下免疫療法 (花粉症治療)
人間にはウイルスや細菌などの外敵から身体を防御するために、体内に免疫という機能があります。
花粉症によるくしゃみや鼻水は、花粉が体内に入り込んだ時にアレルギー物質と勘違いして起きるアレルギー反応によるものです。
舌下免疫療法とは、この勘違いを正していく治療になります。
ごく少量のアレルギー物質を少しずつ徐々に体内に取り入れることによって慣れさせ、実際に花粉が体内に入ってきたときにアレルギーの発生を抑える治療になります。
- ・重度の気管支喘息患者
- ・65歳以上の高齢者
- ・妊娠中や授乳中の方
- ・12歳未満のお子さん
- ・悪性腫瘍の治療を行っている方
- ・くしゃみ、鼻水、鼻づまりの改善
- ・涙目、目のかゆみの改善
- ・アレルギー治療薬の減量
- ・生活の質の改善
骨粗鬆症の治療
骨粗鬆症は骨の密度がスカスカの状態になり、骨がもろくなってしまう病気です。
少しの衝撃でも骨折をしやすくなり、背中も曲がりやすくなってしまいますので、早く発見し早く治療を行うことが大切です。
初期の段階では、食事や運動などの日常生活の改善により骨密度を向上させていきます。
運動療法や食事療法で効果が期待できない場合は、骨形成促進剤や骨の栄養素である「ビタミンD,K」などの薬物による治療を行います。
こんな症状がある場合は要注意
- 身長が低くなったように感じる
- 背中が曲がっているように感じる
- 少しの衝撃で骨折をしてしまった
- 腰に痛みを感じるが、レントゲン検査をしても異常がみつからない