今年を迎えて、はや1ヵ月が経過しました。
早かった・・・
とにかくコロナコロナで診療状況も一変し、診療時間変更など皆さんにはご迷惑をかけています。
これまで咳・発熱者外来を継続できていることは当院スタッフ、皆さんのご理解があってのものです。
有難く思います。
これからも少しでも発熱などで不安がある方の力になれるように継続していきたいと考えています。
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「コロナワクチンについて考える」の第1弾です。
非常事態宣言が出て新型コロナウイルス感染症が減少に転じたようですが、冷静になって現状を解析してみましょう。
現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を抑え込むには外出自粛しかなく、今も終息は程遠い状況です。終息に向かうには集団の免疫(免疫を獲得した人の割合)が人口の70%程度に達する必要があると言われています。
日本で初めてCOVID-19が確認(2020年1月)されてから1年間に日本で約34万人(人口の0.28%)が感染しました。このペースだと集団の免疫が70%に到達するのは100年以上かかる計算です。感染のペースが現在より速い1日1万人感染すると仮定すると、1年で365万人(2.9%)となり、それでも70%到達には20年以上かかることになります。つまり、今後の人生の多くを今のまま過ごさなければなりません。
このまま2-3年たてば感染が落ち着くと考えている方いませんか? 大きな間違いです!!!
特効薬ができる? 今のところそういう情報はありません。やはりウイルス治療薬は創るのが難しいのです。
それでは何ができるでしょうか?
現在ある方法としてはワクチンしかありません。みんなでワクチンを打って、集団の免疫を早く70%以上に引き上げることです。よって、ワクチン接種が終息の最終手段と位置づけられています。
ただ、皆さんはワクチンに対して効果や副作用など不安を持っていることでしょう。
現在、医療機関にも公表されている情報は少なく、皆さんに十分な説明が出来ません。ワクチンについて説明できるようになったら必ずブログなどで告知しますので、今しばらくお待ちください。
私は、みんなでワクチン接種して早く終息に向かうことを願っており、自ら進んでワクチン接種します。
今後は、ワクチンがお茶の間の話題をさらっていくでしょう。
自分はどうするのか、考えましょう。