こんにちわ。
予想通り、コロナワクチンがお茶の間の話題をさらっている今日この頃ですが、総務省もゴタゴタで注目を集めていますね。コロナワクチンが順調に日本に入荷できないこの状況であればコロナ担当相がもっとたたかれてもおかしくないと思いますが、河野太郎大臣は悪くありません。世界中でのワクチン争奪戦なので仕方ないでしょう。河野太郎さんは誠実そうなので私は好きです。頑張ってほしいですね。
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コロナワクチン接種ではイスラエルが世界のトップをひた走っています。イスラエルがどれくらい進んでいるのかよく分かるグラフがあります。
オックスフォード大学が公開しているデータです(Coronavirus (COVID-19) Vaccinations – Statistics and Research – Our World in Data)
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このグラフは「コロナワクチンを100人当たり何回接種したか」を表すグラフです。
縦軸は回数です。1人2回接種なので最大200となります。
横軸は時間(時期)です。
各国で色分けしてありますが、上からイスラエル、アラブ首長国連邦、英国、アメリカ、チリ、欧州連合(EU)、ブラジル、中国、ロシア、インドネシア、そして日本の順番です。もちろん、これ以外の国でも接種を開始している国は色々ありますが、上位国とアジア、日本を中心に国をセレクトしてグラフにしました。
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①イスラエルが断トツですよね。
イスラエルでリアルワールドのワクチン有効性が臨床試験と同じく94%である発表されました。これは超一流医学雑誌:New England Journal of Medicine(DOI: 10.1056/NEJMoa2101765)に2/24付で掲載されました。この論文には副作用についての記載はなく、後日発表となるでしょう。イスラエルはファイザー社のコロナワクチンです。ファイザー社のコロナワクチンは現在日本で唯一薬事承認されたワクチンであり、接種がようやく始まっています。まさに待ちに待ったワクチンですね。
➁アメリカ、英国とワクチンを生産している国よりもイスラエルやアラブ首長国連邦のコロナワクチン接種率が高いのは政治力でしょう。もっと言えば、いっぱいお金払ったか・・・
③ロシアと中国のデータは途中で欠落していますが、上位国を除く世界各国、また東南~東アジア(日本含む)ではどんぐりの背比べレベルというのがよく分かります。ここから日本の政治力が試されますね。高齢者接種がややずれ込む公算が大きくなっていますが、オリンピック開催を実現するためにもここからの日本の巻き返しを期待したいです。